池江璃花子、200mリレーで日本新記録 「響きはいい」 400mリレーチームで五輪予行演習

[ 2021年7月3日 16:41 ]

競泳サマーチャンジ記録会第1日 ( 2021年7月3日    さがみはらグリーンプール )

<サマーチャレンジ記録会> 女子200メートルリレーで日本新記録を樹立し、酒井(左)とグータッチをする池江(右)。左から2人目は五十嵐 (撮影・光山 貴大) 
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 東京五輪代表の池江璃花子(20=ルネサンス)ら400メートルリレーチームが、五輪本番の予行演習を行った。メンバー4人で200メートルリレーに出場。五十嵐千尋―池江璃花子―酒井夏海―大本里佳の順番で泳いで、日本新の1分39秒82をマークした。19年5月に大本―青木智美―白井璃緒―池本凪沙が記録した1分40秒95を更新。池江にとっては白血病を患う前の18年11月に100メートル自由形で記録して以来の日本新で「個人でもリレーでも日本記録という響きはいい」と笑顔を見せた。

 池江は五輪本番で個人種目には出場せず、リレー種目のみに出場。既にエントリーが発表されている女子400メートルリレーに加え、女子400メートルメドレーリレー、混合400メートルメドレーリレーに出場する可能性がある。「まだ何レースも泳げる体力がついていない」と個人種目を見送った理由を明かし「24年(パリ五輪)に個人種目で力を発揮できるようにした」と強調した。4日午前には再び4人で200メートルリレーを泳ぐ予定だ。

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2021年7月3日のニュース