サクラナイツ&風林火山が1位で大混戦 「Mリーグ2020」ファイナルシリーズ第4日

[ 2021年5月15日 12:00 ]

Mリーグ2020ファイナルシリーズ第4日第2試合でトップを獲ったサクラナイツ内川幸太郎
Photo By スポニチ

 頭脳スポーツ団体競技の麻雀プロリーグ戦「朝日新聞Mリーグ2020」は14日、ファイナルシリーズ第4日の2試合を行い、3位EX風林火山と2位KADOKAWAサクラナイツがトップを獲得。KADOKAWAサクラナイツは首位・渋谷ABEMASとの差を0・6ポイント(P)に縮め、大混戦となった。

 第1試合はEX風林火山・勝又健志が粘り勝ちした。

 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾、勝又、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう、渋谷ABEMAS・日向藍子の並びでスタート。終盤までもつれる展開となったが、日向が南3局1本場でリーチ・一発・ツモ・赤・裏ドラをアガり、3万800点としてトップ浮上。しかし、2位の勝又が南4局に4500点をアガり、3万3900点と伸ばし逆転で1位となった。

 上位の2チームを追う立場とあって「オーラスはめちゃくちゃ配牌がよかったので勝負するしかないと思った。ひとつでも多くトップを」と意気込んだ。

 第2試合は赤坂ドリブンズ・園田賢、EX風林火山・滝沢和典、渋谷ABEMAS・多井隆晴、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎の並びでスタート。

 僅差で迎えた南3局に2位の内川がハツ・赤の2000点をアガり、多井をかわしてトップに。南4局は4位の園田がアガって2位に浮上し、サクラナイツが1位を死守した。内川は「緊張して昨日はほとんど寝られなかった。ドキドキを背負いながら席に座った。取りこぼしはダメだし、ミスは許されない」と白熱の戦いを振り返った。

 チームPを225・7と伸ばし、226・3Pの首位に0・6P差に迫り「残り4戦。煮詰まってきたが、目標は優勝。悔いのないように打ち切る」と意気込んだ。

 昨秋に始まったシーズンはいよいよ大詰め。17、18の両日に各2試合を行い、3季目の優勝チームが決まる。

【ファイナルシリーズ順位】
(1)渋谷ABEMAS(226.3pt)
(2)KADOKAWAサクラナイツ(225.7pt)
(3)EX風林火山(31.0pt)
(4)赤坂ドリブンズ(-95.3pt)

続きを表示

2021年5月15日のニュース