大阪エヴェッサ、あかん 後半に息切れし完敗 負ければ敗退決まるGAME2で「お返し」や

[ 2021年5月15日 18:49 ]

B1リーグ チャンピオンシップGAME1   大阪75ー95川崎 ( 2021年5月15日    おおきにアリーナ舞洲 )

試合後、会見する大阪エヴェッサ・竹野アシスタントコーチ
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 後半はズルズルと点差を開けられるばかりだった。大阪エヴェッサは前半こそ取られたら取り返すシーソーゲーム展開に持ち込んだが、身長2メートルオーバーの外国人選手を揃える川崎にゴール下を制圧され、リバウンドで劣勢に立たされた。第4Q、エースのディージェイ・ニュービルがチーム3連続得点を決めたが、追い上げムードを作るまでには至らなかった。

 試合後、竹野明倫アシスタントコーチは「オフェンスがディフェンスにも影響してこのようなゲームになってしまった」と分析。チームの強みの速攻を川崎に完全に封じられ、パスカットからのターンオーバーも重なりリズムをつかめなかった。

 ニュービルが徹底したマークに合う中、角野亮伍が3ポイント成功などで得点を重ね、マン・オブ・ザ・ゲーム(MOG)に選ばれ、「(負けて)後がないので、あしたは勝つしかない」と2戦目の必勝を誓った。。

 16年に現行リーグに移行してから初のプレーオフ出場だったが、大きな力となるはずの声援がアリーナにこだますることはなかった。ファンのため、し烈な地区2位争いを制し本拠地開催権を手にしたものの、非常事態宣言の延長でレギュラーシーズン終盤に続く無観客試合を余儀なくされた。レギュラーシーズンとは違い、チアリーダーの応援こそ復活はしていたが、リモートで応援するファンに勝利を届けることはできなかった。CSは2戦落とせば敗退が決定する。GAME2で意地を見せるしかない。

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2021年5月15日のニュース