パナソニックが5度目優勝に王手 後半猛攻でトヨタ自動車に48―21 WTB福岡は3トライ

[ 2021年5月15日 15:55 ]

ラグビー日本選手権兼トップリーグ・プレーオフトーナメント準決勝   パナソニック48―21トヨタ自動車 ( 2021年5月15日    大阪・花園ラグビー場 )

<パナソニック・トヨタ自動車>前半、先制トライを決めるパナソニック・福岡(撮影・成瀬 徹)
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 ホワイトカンファレンス1位のパナソニックがレッドカンファレンス2位のトヨタ自動車を48―21で逆転勝ちし、5度目のリーグ制覇に王手を懸けた。今月23日の決勝(東京・秩父宮ラグビー場)では、あす16日のサントリー―クボタ戦の勝者と対戦する。

 5季ぶりの王座奪回を目指すパナソニックが、シーソーゲームの末に最後は粘るトヨタ自動車を振り切った。後半20分時点で20―21と追う展開。だた同21分に途中出場の山沢が逆転トライを奪うと、さらに同29分にWTB福岡、35分にCTBライリー、37分には福岡がこの日3つ目のトライと圧巻の攻撃力を発揮。中盤までの接戦から一転、圧勝劇で決勝進出を決めた。

 先制トライに、後半も2トライと活躍した福岡は「トヨタが前半強いのは分析通り。後半に強みを出し切り、自分たちらしい試合になった」と歓喜。自身の引退試合にもなる決勝に向けて、「トップリーグとしても、僕としても最後の試合になる。とにかく悔いが残らないように、パナソニックが優勝できるように全力を尽くしたい」と話した。

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