原英莉花が3連続バーディーで首位に並んで順延 最終日の残り15ホールへ「凄い気合い」 ほけんの窓口L

[ 2021年5月15日 14:41 ]

女子ゴルフツアー ほけんの窓口レディース第2日 ( 2021年5月15日    福岡県 福岡CC和白C=6335ヤード、パー72 )

原英莉花(撮影・西尾 大助)
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 雷雲接近のため午前10時02分に競技を中断していた第2ラウンドは天候回復が見込まれないため、12時26分にサスペンデッドとなった。大会は規定の54ホールを消化できる見込みがなくなり競技は36ホールに短縮。首位と3打差の7位から出た原英莉花(22=日本通運)が3ホールを終えて3バーディー、ボギーなしと伸ばし、通算6アンダーで浅井咲希(22=小杉CC)、有村智恵(33=日本HP)、吉田優利(21=エプソン)とともに首位に並んだ。

 原は4番の第3打を放つ直前に、中断のチアホーンを聞いた。出だしから3連続バーディーと波に乗っていた中でのサスペンデッド。「今日は出だしからバーディーが獲れて、いいリズムで3ホールを終えられました。一緒に回っている高木優奈とも仲がいいので、凄く楽しい雰囲気で回れたと思います」と納得の表情でうなずいた。

 国内メジャー3連勝がかかった前週のワールド・サロンパス・カップでは54位。最終日を終えた日曜日に、師匠の尾崎将司のもとに出向いた。「ショットに悩んでいて。自分がここだと勝負だと思ったところで、ミスして自分の中でもなえていたんです。神頼み的な感じで、アドバイス頂きに行ってきました」と明かす。スイングの助言をもらい、「かなり先週よりはいいかなと思います」と手応えを得て今大会に臨んでいる。

 20年のツアー選手権リコー杯以来となる勝利も見える位置。残り15ホールの戦いに向けて「凄い気合入れて、残り15ホール頑張りたい」と力を込めた。

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2021年5月15日のニュース