八角理事長 元横綱・朝青龍のおいに落胆「残念。今どきの若い者にありがちな相撲を簡単に考えている」

[ 2021年5月15日 20:41 ]

大相撲夏場所7日 ( 2021年5月15日    東京・両国国技館 )

<夏場所7日目>貴景勝(左)にはたき込みで敗れ悔しがる豊昇龍(撮影・郡司 修)
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 大関・貴景勝が、元横綱・朝青龍のおいの豊昇龍と初対戦。立ち合いは、まわしを欲しがった相手に右に変化気味に立たれた。だが落ち着いて対応し、すぐに体勢を入れ替え、上からはたいて、全勝の照ノ富士を追走する1敗を守った。

 新鋭の21歳と、好調な大関との初顔対決の熱戦を期待していた八角理事長(元横綱・北勝海)は「残念だね。今どきの若い者にありがちな相撲を簡単に考えている」と立ち合いの注文相撲を嘆いた。

 今は豊昇龍のような若い力士は、勝ち星を計算して楽な相撲を取るよりも、さらに上の地位を狙って、苦しみながら地力をつける時というのが理事長の考え。「大関と当たる地位まで上がってきたんだから安易に勝とうとせず、前みつを取ったりとか、必死に頑張ってる姿をお客さんに見せてほしい。お客さんに見てもらうんだという気持ちや、何とかしようという気構えがないと上位では成績を残せない」と手厳しく指摘した。

 豊昇龍の叔父の朝青龍は入幕3場所目に小結に昇進し、横綱・武蔵丸を破り敢闘賞を獲得するなど出世階段を一気に駆け上がった。

 その叔父は負けん気の強さが際立った。「体重は、上に上がってきた頃のおじさん(元横綱・朝青龍)と変わらないでしょう。そういう激しい相撲というのかな」と安易な相撲を残念がった。

 その上で「こういう負け方は将来につながらない。師匠(立浪親方)がきちんと指導してくれるでしょう」と注文を付けていた。

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