山県亮太　価値ある10秒95　猛烈な向かい風で予選唯一の10秒台　水戸招待

陸上　水戸招待 （ 2021年5月5日    ケーズデンキスタジアム ）

＜陸上・水戸招待男子100メートル予選＞山県亮太（左から2人目）は強い逆風の中で1着で駆け抜けた
Photo By スポニチ

　男子100メートル予選に出た山県亮太（28＝セイコー）は、向かい風8・3メートルの中で10秒95で走り、1組1着で決勝へ進んだ。

　競技場内は午前から強い風が吹き、時折雨粒が混じる悪コンディション。予選3組の中で、10秒台で走ったのは山県だけだった。

　山県は、メンバーが揃った織田記念国際を10秒14で制し、相次いだ故障からの復活を遂げた。東京五輪参加標準記録10秒05を狙って、短い試合間隔で今大会に臨んだものの、非常に厳しい条件にさらされている。決勝は午後3時55分スタート。