女子ゴルフ・古江彩佳 世界ランク24位で日本勢2番手浮上も「安心しない」

[ 2021年5月5日 05:30 ]

練習ラウンドでティーショットを放つ古江彩佳(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフの21年メジャー初戦ワールドレディース・サロンパス・カップは6日から4日間、茨城GC東Cで開催される。初出場で賞金ランキング2位の古江彩佳(20=富士通)が4日、会見で意気込みを示した。

 メジャーを前に朗報が届いた。3日付の世界ランキングで22位から24位に後退したが、渋野(25位)を抜き五輪出場圏内の日本勢2番手に浮上した。代表は6月末に決まるため「うれしいけど、まだ終わりではない。安心しないでやっていきたい」と気を引き締めつつ「東京で開催されるので出たい意識はある。自分のレベルを知るためにも(五輪を)経験したい」と意欲をにじませた。

 4月26日には五輪代表候補用の健康診断、公式ウエアの採寸を済ませ「採寸をした時(公式ウエアの)実物があり格好良かった」と思いは強くなった。

 前週パナソニック・オープンは首位で臨んだ最終日に77を叩き10位に終わったが「悔しかったけど、風が強かったので仕方がない」とすぐに切り替えた。

 3日に会場に入り18ホール、この日はイン9ホールをラウンド。予選ラウンドは今年2勝で賞金ランキング1位の小祝、今年4勝で同3位の稲見と同組。ハイレベルな戦いが予想されるが「今年勝っている人と回れるのは技術を見られるし楽しみ。予選通過して4日間戦うのが目標」と謙虚に話した。

 ▽ゴルフ競技五輪への道 世界ランキングに基づいた五輪ランキングで上位60人が資格を獲得する。15位以内なら各国最大4人まで、16位以降は最大2人まで出場できる。男子は6月21日付、女子は同28日付。男子は松山英樹14位、金谷拓実78位、今平周吾98位となっている。

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