4日に神鋼とパナが全勝対決 元日本代表FW伊藤剛臣氏が見所紹介

[ 2021年4月3日 18:35 ]

元日本代表FW伊藤剛臣とタレントの廣岡まりあ
Photo By スポニチ

 ラグビー・トップリーグ(TL)の神戸製鋼は4日に神戸ユニバーでパナソニックと対戦する。上限1万人の前売りチケットが完売するなど、注目度の高い全勝対決。この一戦は、ABEMAでも生配信される予定だ。解説を務める元日本代表FWで、神戸製鋼でもプレーした伊藤剛臣氏(49=法大ラグビー部FWコーチ)が試合の見所を語った。

 神戸製鋼にとってはまさに天敵と言える相手だ。パナソニックに勝利したのは、2003年度のTL初年度が最後。04年から実に15連敗を喫している。伊藤氏は「古くはイアン・ウィリアムスの独走トライで神戸製鋼が逆転勝ちを収めるなど、この両チームは昔から死闘を繰り広げてきました。宿命のライバルと言っていいでしょう。昨年はシーズン打ち切りで中止になったカードでもあり、現行のTLで対戦するのは最後です。変幻自在のアタックを見せる神戸製鋼に対し、パナソニックは鉄壁の防御を誇ります。見応えのある試合になるでしょう」と話した。

 伊藤氏は、勝敗の鍵にセット―プレーを挙げた。「キーポイントはスクラムでどちらが優位に立てるかでしょう。神戸製鋼がここで圧力をかけられるようだと、パナソニックのペースになる」と指摘した。伊藤氏は試合に先立ち、神戸製鋼のプロップ中島イシレリにオンラインでの“取材”を敢行。「イシレリ選手は“(連敗の)歴史は知っているけど、試合が楽しみ。今持っているパフォーマンスを出しきることに集中しています”と話してくれました」と明かした。

 ABEMAの生配信に伊藤氏とともに出演するタレントの廣岡まりあさんは「神戸製鋼―パナソニック戦は、私がラグビー・ワールドカップで見ていた日本代表選手がたくさん所属しているため、にわかファンとしてはとても楽しみにしています」とコメントした。

続きを表示

2021年4月3日のニュース