藤田が「新天地」で白星スタート 女子ソフトL開幕 ビックカメラ高崎、伊予銀行などが勝利

[ 2021年4月3日 22:52 ]

日本女子ソフトボールリーグ   ビックカメラ高崎3ー0シオノギ製薬 伊予銀行3ー1豊田自動織機 ( 2021年4月3日    ベイコム野球場 )

<シオノギ製薬・ビックカメラ高崎>勝ち投手となりヒーローインタビューで笑顔を見せるビックカメラ高崎・藤田(撮影・後藤 正志)
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 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)が3日、3会場で開幕した。3連覇を狙うビックカメラ高崎に新加入した東京五輪代表の藤田倭投手(やまと、30)は、シオノギ製薬を5回2安打無失点に封じて開幕星。4番で1安打を放ち、五輪イヤーの初戦で“二刀流”の輝きを放った。

 ビックカメラ高崎は今季、1人で飛車角の働きをする藤田を獲得した。岩渕有美監督は、王将の上野ではなく、「思い切って投げてほしい」と新戦力を事実上の開幕投手に指名した。4番も託した。全幅の信頼を寄せられた日本代表の主力は、結果で応えた。

 シオノギ製薬に三塁を踏ませず、5回2安打無失点。初回に中前打を放ち、山本の三塁打でチーム2点目のホームを踏んだ。投球の収穫が特に大きく「昨年までなかったボールの力に、一番手応えがあった」と直球のレベルアップを口にした。

 前所属の太陽誘電では被本塁打の多さが課題だった。新天地に移り、上野にも指摘された。「飛ばされないボールを投げた方がいいとアドバイスをもらった」。冬場に直球を多く投げ込んだ。球速は上がっていないが、キレが増した。将棋の「成駒」のように攻めに幅が出て、持ち味の変化球もよく効いた。

 日本代表の宇津木麗華監督がスタンドで視察した。「上野さんだけじゃないと見せるチャンス」という意気込みを形で表した。金メダルへ、日本には打って投げる最強の駒がいる。(倉世古 洋平)

 <伊予銀行>開幕戦の強さは今年も健在だった。1点を追う6回、3番正木に3ランが飛び出て逆転勝ち。1部に上がった14年以降、これで8年連続でシーズン初戦を白星で飾った。前の打者が犠打を失敗しながら、一振りで流れを引き戻したヒロインは「秋元監督が、初戦に負けたことがないという話をしてくれた。初戦は緊張するけど、負けないと信じてできることをやった」と声を弾ませた。

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