競歩 東京五輪代表・川野将虎 旭化成に入社「小さい頃から憧れを抱いていました」

[ 2021年4月1日 12:00 ]

旭化成に入社した東京五輪男子50キロ競歩代表の川野(同社提供)
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 東京五輪男子50キロ競歩代表で東洋大出身の川野将虎(22)が1日、旭化成に入社した。川野は「私は宮崎県生まれで、小さい頃から旭化成に憧れを抱いていました。伝統あるマラソン文化があり、五輪など世界で活躍する選手を多く輩出している旭化成に本日入社ができ、とても光栄です」と同社広報を通じてコメントした。旭化成についても「1964年の東京五輪では、旭化成の三輪寿美雄さんが50キロ競歩に出場されました。旭化成の社員として同じ東京五輪競歩種目に臨むことにご縁を感じています」と語っていた。

 川野は静岡・御殿場南高から東洋大に進学。19年10月の全日本50キロ競歩高畠大会で日本新記録となる3時間36分45秒をマークして五輪代表を決めた。

 小学校時代は“運動神経ゼロ”だったという。父・公明さんは「足も遅くて、徒競走もビリから2番目。マイペースで小さいころは大丈夫かなという感じだった」と明かす。父の影響で柔道を始めたが公式戦は0勝。中学では卓球部と駅伝部を兼部し、卓球は「2回戦ボーイ」だったが、長距離を経験したことで陸上にのめり込み、五輪代表まで上り詰めた。

 同20キロ代表の池田向希(22)と同じく、拠点は東洋大に置きながら同期の池田とともに切磋琢磨(せっさたくま)して五輪に向けて準備する。川野は「東洋大学で学んだことを忘れずに、夏に控える東京五輪、またその先の世界大会でも長く活躍して、旭化成に貢献できる選手になれるよう初心を忘れずひたむきに努力をしていきます」と意気込みを語った。

 ▽川野のプロフィル
 1998年(平10)10月23日生まれ、宮崎県日向市出身の22歳。2歳で静岡県駿東郡小山町に引っ越し、須走中では卓球部に所属。御殿場南高で競歩を始め、インターハイでは2年連続表彰台に立った。自己ベストは3時間36分45秒。

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