NBAで史上2度目の3兄弟同時オンコート 「アデトクンボ家」の3人が達成

[ 2021年4月1日 15:34 ]

レイカーズのドラモンドをかわしてダンクを決めるバックスのG・アデトクンボ(AP)
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 ロサンゼルス(カリフォルニア州)で31日に行われたNBAのバックス対レイカーズ戦でリーグ史上2度目となる3兄弟による「同時オンコート」が実現した。

 “主役”となったのは5兄弟がいるギリシャ出身の「アデトクンボ家」で、過去2シーズン連続のMVPとなっている三男でバックスのヤニス・アデトクンボ(26=211センチ)が先発して25得点、10リバウンド、3ブロックショットで112―97(前半57―49)での勝利に貢献。バックスが19点をリードしていた第4Q残り2分18秒には、次男でバックスの控えフォワードでもあるタナシス・アデトクンボ(28=198センチ)と、レイカーズの控えフォワードの四男コスタス・アデトクンボ(23=208センチ)がともに交代メンバーとして出場し、ヤニスがベンチに下がるまでの52秒間、アデトクンボ5兄弟のうちの次男、三男、四男がNBAで「同時オンコート」を果たした。

 NBAでの3兄弟による「同時オンコート」は2019年12月28日のペイサーズ対ペリカンズ戦で、ペイサーズのジャスティン・ホリデー(31)とアーロン・ホリデー(24)、ペリカンズのドリュー・ホリデー(30=現バックス)が達成して以来(計7分47秒間)、史上2回目の出来事で、52秒間はコート上にいた選手の“3割”がアデトクンボ家の面々で占められた。

 タナシスは残り1分1秒、右サイドからコスタスの目の前で3点シュートを成功するなど12分の出場で8得点。球宴でもMVPとなったヤニスは「弟の前でよくもそんなことができるもんだ。兄は冷たいよ」と苦笑いを浮かべていた。

 なお5兄弟の長男フランシス(32)は元サッカー選手で現在はミュージシャン、末弟のアレックス(19)はバスケットボールの選手でスペイン・リーグでプレーしており、この2人はギリシャではなく両親と同じナイジェリア国籍となっている。

 東地区全体3位のバックスは連敗を3で阻止して30勝17敗。レブロン・ジェームズ(36)とアンソニー・デービス(28)の主力2人を欠く西地区全体4位のレイカーズは3連勝を逃して30勝18敗となった。

 コスタスは2分のみの出場で無得点。この試合ではキャバリアーズをバイアウト(早期解約)となって退団したリバウンド王過去4回のアンドレ・ドラモンド(27)がレイカーズの一員としてデビューし、先発して14分出場したが、右足のつま先を痛めて第3Q途中でプレー続行不能となった。結局4得点と今季自己最少の1リバウンド。新天地初戦はほろ苦い結果に終わった。

 東地区ではネッツが地元ブルックリン(ニューヨーク州)でロケッツを120―108(前半57―68)で退けて3連勝。今季成績を33勝15敗として76ers(32勝15敗)と入れ替わって東地区全体の首位に浮上したが、ここまでチームをけん引してきたジェームズ・ハーデン(31)が右太腿を痛めて第3Qでベンチに退いた。

 西地区全体首位のジャズはグリズリーズを下して7連勝。同2位サンズもブルズを退けて4連勝を飾っている。

 <31日の結果>
トレイルブレイザーズ(29勝18敗)124―101*ピストンズ(13勝34敗)
ヒート(24勝24敗)92―87*ペイサーズ(21勝25敗)
マーベリクス(25勝21敗)113―108*セルティクス(23勝25敗)
*ネッツ(33勝15敗)120―108ロケッツ(13勝34敗)
ジャズ(36勝11敗)111―107*グリズリーズ(22勝23敗)
*ティンバーウルブス(12勝36敗)102―101ニックス(24勝24敗)
*サンダー(20勝27敗)113―103ラプターズ(18勝30敗)
*スパーズ(24勝21敗)120―106キングス(22勝26敗)
バックス(30勝17敗)112―97*レイカーズ(30勝18敗)
*サンズ(33勝14敗)121―116ブルズ(19勝27敗)
 *はホームチーム

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