羽生結弦、2大会ぶり国別対抗戦出場 前回17年大会は優勝貢献

[ 2021年4月1日 05:30 ]

世界フィギュア、男子フリーでの羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 日本スケート連盟は31日、今月15日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦(丸善インテックアリーナ大阪)に臨む日本代表の選手を発表し、男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)が名を連ねた。羽生が同大会に出場するのは、日本の優勝に貢献した17年大会以来2大会ぶり3度目。その17年大会でともに戦った平昌銀メダルの宇野とともに世界一奪還を狙う。

 羽生に、新たな舞台が用意された。世界選手権では3位で、北京五輪出場枠で最大3枠をもたらすミッションを完遂。「自分の中ではやりきれたという感触もある」と総括していたが、今季の最終戦は2年に1度行われる団体戦に決まった。コロナ禍だからこそ選曲したSP、フリーの新プログラムを日本で舞う機会が増えた。

 前回優勝の米国は男子のチェンらが出場し、ロシアは女子のシェルバコワ、トゥクタミシェワがエントリー。日本も女子の紀平、坂本ら多士済々のメンバーがそろった。3度目の頂点へ、舞台は整った。

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