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群馬県上野村でランタンの聖火が2度消える…3つめのランタンでようやく点火

[ 2021年3月30日 23:38 ]

トーチの燃焼部(C)Tokyo 2020
Photo By 提供写真

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日夜、同日に群馬県の館林市~前橋市内で開かれた五輪聖火リレーの実施状況について報告を行った。運営や沿道の状況など特に問題はなかったと説明したが、地元新聞社からの指摘により、第4区間の上野村でスタート前のランタンから聖火をトーチに点火する際、ランタンの火が2度消える事象があったことを明かした。

 組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)によると、ランタンの火が消えた事象は27日に福島県の飯舘村で発生して以来。1回目は「着火棒」と呼ぶ専用器具をランタンに差し込み火を移そうとしたが、着火棒にうまく火がつかず、ランタンの火も消えたという。2回目は「たいまつ」と呼ぶ木製の棒で火を移そうとしたが、この時もともに火が消えてしまい、3つめのランタンから火を移してようやくスタートに成功した。

 ランタンの火が消えた原因は不明だが、高谷SPは火を移す際に担当者が「少し焦ってしまった可能性もある」と指摘。福島県での聖火リレーでトーチへのガスボンベのねじ込みが十分ではなく火が消えた後の改善策と同じく、「しっかり、ゆっくり、確実に、を徹底して、遅滞なくスタートできるようにしたい」と話した。予備のランタンがいくつあるかについては「隊列によって数は違うので明示していないが、運営に支障がないように予備を用意してある」と説明した。

 別の記者からは、前橋市で走り終わった聖火ランナーに対し、トーチを触ろうとしたり写真を撮影しようとする観衆が1カ所に多く集まっていたとの指摘もあった。これについては現場から組織委へは特段報告はなかったと明かし、「危ぐするような密状態は生まれていなかった」と強調した。

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