錦織は3回戦敗退 世界トップ10からの白星ならず マイアミ・オープン

[ 2021年3月30日 10:17 ]

テニス マイアミ・オープン ( 2021年3月29日    テニスマイアミ・オープン )

3回戦で姿を消した錦織圭(AP)
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 男子シングルス3回戦で、世界ランキング39位の錦織圭(31=日清食品)は世界5位で第2シードのステファノス・チチパス(22=ギリシャ)に3―6、6―3、1―6で敗れた。試合時間は1時間56分。第1セットは第1ゲームでブレークを許して主導権を握られた。第2セットは第2ゲームで先にブレークに成功して奪取。最終セットは第2、第6ゲームをブレークされて屈した。最終セットにもつれた試合の勝率は7割を超えるが、今季は2勝4敗と黒星が先行。第3セット最終ゲームではミス直後にラケットを投げる場面もあった。

 昨年9月に右肩を負傷。復帰戦となった2月の国別対抗戦ATPカップで当時世界4位のメドベージェフ(ロシア)、当時世界9位のシュワルツマン(アルゼンチン)に連敗した。世界トップ10との対戦は今季3度目。18年11月のツアーファイナルズで当時世界3位のフェデラー(スイス)を破って以来となる2年4カ月ぶりのトップ10からの白星はならなかった。

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