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井上康生監督 故古賀稔彦さんとの思い出語る「一切妥協せず稽古を付けて下さった」

[ 2021年3月30日 17:45 ]

オンラインで取材に応じる柔道男子日本代表の井上康生監督
Photo By スポニチ

 柔道男子日本代表の井上康生監督(42)が30日、オンライン取材に応じ、24日にがんのため53歳の若さで亡くなった92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦さんへの思いを語った。亡くなった当日にも全日本柔道連盟を通じてコメントを発表した同監督は、改めて「私自身の子どもの時の憧れで、スターだった。特にバルセロナの勇姿、また(準優勝した90年の)全日本選手権の勇姿は、私の心の中に刻まれている」と懐かしむとともに、あまりに早い別れを惜しんだ。

 宮崎県出身の井上監督と古賀さんの最初の出会いは中学時代だったという。同県を訪れていた古賀さんと「幸運にも」練習する機会があったといい、「一切、妥協せずに稽古を付けて下さって感動した」といい、稽古後には「“おまえ、つええな。頑張れよ”と気さくに声を掛けてくれた。大きな力をいただいた」と思い出を語った。

 4月3、4日には世界選手権(6月、ブダペスト)の代表選考会となる全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)が控えており、古賀さんの次男で60キロ級の玄暉(日体大、4月に旭化成入社予定)も出場を予定している。古賀さんが亡くなった後、玄暉の稽古を視察する機会があったという井上監督は「非常に大きな悲しみがあったと思うが、志を受け継いで、頑張っていくんだという姿を見ることができた」と気丈に稽古に打ち込む姿に胸を打たれた様子。「今大会、そしてその先も活躍してほしい。(長男の)颯人くん、(長女の)ひよりさんを含め、より一層の活躍を期待したい」と話した。

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