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フェンシング・フルーレGP 23歳・敷根が準V 10年太田以来の表彰台で初五輪切符

[ 2021年3月30日 05:30 ]

フェンシング・フルーレのグランプリ大会準決勝で攻め込む敷根(左)=日本フェンシング協会提供 
Photo By 提供写真

 フェンシングで東京五輪出場を争うフルーレの最終戦となるグランプリ(GP)大会は28日、ドーハで決勝トーナメントが行われ、男子で23歳の敷根崇裕(ネクサス)が準優勝した。国際連盟が同日更新した五輪個人ランキングで条件を満たし、初の五輪代表に決まった。日本協会によると、この種目のGPで日本勢が表彰台に上がるのは10年に優勝した太田雄貴以来、11年ぶり。

 団体出場権を既に獲得している女子は、与えられている個人出場枠を3つのうち、2つを個人ランキング上位2人に割り振るため、19歳の上野優佳(中大)と21歳の東晟良(日体大)が初の五輪代表に確定した。

 男子フルーレの敷根は、初戦と準決勝で14―14からの一本勝負を制するなど、課題とする精神面に成長を感じさせた。自力で東京五輪代表を手中にし「(今回は)金メダルを逃したので、東京五輪では金メダルを獲得したい」と言葉も頼もしかった。

 五輪銀メダリストで日本協会の太田雄貴会長が「天才型」と評する独特の攻撃スタイル。17年世界選手権3位の後は「格下に負けちゃ駄目だ」などとプレッシャーへの対処に悩み続けていたが、今大会は終始、積極的。日本フェンシングで唯一五輪でメダルを獲っている伝統種目で、23歳の大器が大舞台を前に飛躍するきっかけをつかんだ。 

 ◆敷根 崇裕(しきね・たかひろ)1997年(平9)12月7日生まれ、大分市出身の23歳。16年世界ジュニア選手権個人と団体で優勝。17年世界選手権個人で銅メダル。19年アジア選手権でも個人、団体で2冠に輝いた。東京・東亜学園高―法大。ネクサス所属。1メートル83、74キロ。

 ◆上野 優佳(うえの・ゆうか)2001年(平13)11月28日生まれ、大分県日田市出身の19歳。埼玉・星槎国際高川口―中大在学中。18年世界ジュニア選手権で優勝し、ブエノスアイレスでのユース五輪で金メダル。19年はアジア選手権で個人2位、団体は優勝。世界選手権個人で8強入りした。1メートル59、53キロ。

 ◆東 晟良(あずま・せら)1999年(平11)8月20日生まれ、和歌山県出身の21歳。和歌山北高―日体大在学中。全日本選手権で18歳だった17年に女子で史上最年少優勝を達成、18年に2連覇。18年W杯個人で2位。19年アジア選手権は個人3位、団体は優勝。1メートル57、47キロ。

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