バレー女子代表・荒木主将 東京五輪へ手応え「昨年以上にこの夏に懸ける思いは高まった」

[ 2021年3月17日 14:43 ]

オンライン取材に応じた荒木

 バレーボール女子日本代表主将の荒木絵里香(36=トヨタ車体)が17日、東京・味の素NTCで行っている代表合宿の練習後にオンライン取材に応じ、「昨年以上にこの夏に懸ける思いは高まった状態でスタートできた」と手応えを口にした。

 新型コロナウイルスの影響で延期となった東京五輪まで、この日であと128日。現在行っている合宿ではチームとしてテンポの速さ重視して練習に取り組んでいる。「共通の認識を高めている。速いテンポのコンビネーションのスタイルを確立している最中。自分はミドルプレーヤーとして、真ん中から機動力を出した動きをしていかなければならない」と語った。

 昨年、東京五輪の延期が決まってからの心境は「やるって決意してからは何かが揺らぐことは一切なかった」という。5月1日にはテストイベントとして、東京五輪会場の有明アリーナで強豪・中国と対戦する。「本番の体育館で世界一の中国と(試合が)できるのは貴重な機会。そこで手応えを感じることができるゲームになるよう、チームとして仕上げていきたい」と意気込んだ。

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2021年3月17日のニュース