ロケッツがチーム記録に並ぶ17連敗 レイカーズのジェームズは99回目のトリプルダブル

[ 2021年3月17日 13:57 ]

ホークスのナイトをかわしてシュートに持ち込むロケッツのオラディーポ(AP)
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 NBAは16日に各地で7試合を行い、主力5選手を故障で欠いているロケッツは地元ヒューストン(テキサス州)でホークスに107―119(前半58―73)で敗れ、17連敗で11勝27敗。サンディゴ(カリフォルニア州)に本拠を置いてリーグ加盟を果たした1967シーズン(15勝67敗)に記録していたチーム・ワースト(68年1月18~2月26日)に並んだ。

 ホークスは20勝20敗。解任されたロイド・ピアース前監督(44)に代わってアシスタントコーチから指揮官となったネイト・マクミラン(56)監督代行になってからは6戦全勝で、東地区全体の7位にまで順位を上げてきた。

 東地区全体の首位ながら、球宴選出のセンター、ジョエル・エンビードが脚の故障で離脱した76ersは、地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)でニックスに99―96(前半48―56)で競り勝って6連勝で28勝12敗。トバイアス・ハリス(28)が30得点、セス・カリー(30)が20得点を稼いでこのカードでは通算14連勝を飾った。ここ9戦では8勝目。試合のなかった東地区全体2位のネッツ(27勝13敗)とは1ゲーム差となった。

 西地区全体首位のジャズは敵地ボストン(マサチューセッツ州)でセルティクスを117―109(前半54―53)で退けて29勝10敗。ドノバン・ミッチェル(24)が21得点、ルディー・ゴベア(28)が16得点と12リバウンドを稼いで、同2位サンズに2・5ゲーム差をつけた。

 昨季王者で現在、西地区全体3位につけているレイカーズは同最下位のティンバーウルブスを137―121(前半71―70)で振り切って27勝13敗。大リーグ・レッドソックスの共同オーナーになることが明らかになったレブロン・ジェームズ(36)は31分の出場で25得点、12リバウンド、12アシストを記録し、チームはアンソニー・デービス(28)を欠きながらも3連勝をマークした。

 ジェームズが個人記録の3部門に2ケタの数字を記したのは2試合連続今季5回目。通算では99回目となり、史上5人目となるトリプルダブルの「100回達成」に王手をかけた。

 <16日の結果>
ジャズ(29勝10敗)117―109*セルティクス(20勝19敗)
*ヒート(22勝18敗)113―98キャバリアーズ(14勝25敗)
*76ers(28勝12敗)99―96ニックス(20勝21敗)
*ブルズ(18勝20敗)123―102サンダー(17勝23敗)
ホークス(20勝20敗)119―107*ロケッツ(11勝27敗)
*トレイルブレイザーズ(23勝16敗)125―124ペリカンズ(17勝23敗)
*レイカーズ(27勝13敗)137―121ティンバーウルブス(9勝31敗)
 *はホームチーム

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