聖火リレー感染防止対策指針、密集解消されなければ走行中止も

[ 2021年3月17日 05:30 ]

聖火リレーのトーチ
Photo By スポニチ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、25日に始まる五輪聖火リレーにおける新型コロナウイルス感染防止対策の運営指針を公表した。マスクを着用し、大声を出さずに応援する沿道の観覧では(1)多くの観客が肩を触れ合う程度に密接(2)十分な間隔を空けずに複数列に重なり合っている、を「密集状態」と定義。最初は沿道のスタッフや先導広報車が移動するよう呼び掛け、一般通行に支障が出る状況であれば警察と連携して「注意指導」。密集が解消されなければ走行取りやめなどを「警告」し、それでも変わらなければ当該区間の「走行中止」を検討する。

 東京から全国へ派遣されるスタッフは事前に検査で陰性を確認し、アプリを活用して体調を管理。スタッフ間でクラスターが発生した場合は公道でのリレー中止と到着式典だけの実施を検討する。

続きを表示

2021年3月17日のニュース