内村航平、24年3月までの所属契約 パリ五輪は「正直、分からない」

[ 2021年3月17日 11:13 ]

<内村航平・所属契約発表会見>笑顔で会見する内村航平 (撮影・白鳥 佳樹)
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 体操男子で種目別の鉄棒で東京五輪金メダルを狙う内村航平が17日、都内で会見を開き、自動車販売などを手がける「ジョイカル」と所属契約を結んだことを発表した。契約期間はこの日から24年3月16日までの3年。ジョイカルはこれまで、内村の個人スポンサーに名を連ねていた。

 契約期間が24年パリ五輪の直前までとなった。パリ五輪について問われると「そこに向けては正直、分からない。体もボロボロで明日どうなるか分からない状態。一日一日をこなしていくのがいっぱいいっぱい。来年、再来年、3年後は分からない」と話した。ジョイカルの中村靖弘代表取締役CEOは「うちを通じて(体操を)広げていくには単年では続かない、と思った」と説明した。

 内村は17年3月から外食チェーンの「リンガーハット」と21年12月末までの所属契約を結んでいたが、新型コロナウイルスによる業績悪化のため、20年いっぱいで継続を断念。新たな所属先を模索していた。

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2021年3月17日のニュース