NBAにもコロナの影 ウィザーズと対戦したブルズの選手が陽性反応

[ 2021年1月2日 09:59 ]

ウィザーズ戦に出場したブルズのハッチソン(AP)
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 12月29日にワシントンDCで行われたウィザーズ戦に6分出場したブルズのフォワード、チャンドラー・ハッチソン(24)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した。ビリー・ドノバン監督(55)が1日に明らかにしたもので、同選手は地元シカゴ(イリノイ州)に戻ったチーム本体とは離れ遠征先のワシントンDCにとどまっている。

 ブルズではトマス・サトランスキー(29)、ラウリ・マーカネン(23)の主力2人を含む3選手が、新型コロナの感染防止規定に従って、31日に行われたウィザーズとの2試合目を欠場。この3選手はシカゴに戻ったが、今度はハッチソンの陽性反応が明らかになった。なおハッチソンが出場した29日のウィザーズ戦に八村塁(22)は出場していない。

 一方、デンバー(コロラド州)を本拠にしているNBAナゲッツの若手フォワードで、2季目の今季は4試合でチーム2位の19・5得点、6・8リバウンドをマークしていたマイケル・ポーターJR(22)も1日のサンズ戦を前にして戦列を離れた。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、感染防止規定に該当したための措置。感染したのか濃厚接触者なのかといった詳細は不明だが、今後数試合は欠場すると見られている。

 昨季のプレーオフ西地区決勝まで駒を進めたナゲッツはここまで1勝3敗と出遅れ気味。コロラド州では11月13日に過去最多の6499人の感染が判明したが、その後は減少傾向にあり12月31日の新規感染者は2893人だった。

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