【箱根駅伝】初の往路優勝、創価大・榎木監督「全く予想してなかった」

[ 2021年1月2日 13:51 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

<第97回箱根駅伝・往路>往路優勝のゴールテープを切る創価大・三上(撮影・尾崎 有希)
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 第97回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われ、創価大が4度目の箱根駅伝出場で初の往路優勝を飾った。

 創価大は箱根駅伝に15年に初出場。前回大会9位でチーム史上初のシード権を獲得と着実に力をつけてきた。全員が区間上位に食い込む走りで優勝を呼び込んだ。

 榎木和貴監督は「全く往路優勝は予想していなかった。選手たちが本当によく頑張った。自分の中の理想的な展開としては5区で先頭争いまでいけばいいかなと考えていた。3、4区で先頭が見える所まで来て、4区の嶋津が先頭に出てくれて、そこも予定外の走りをしてくれたので本当に頼もしく思います」と選手たちを称えていた。3日の復路に向けては「予想していなかった往路優勝ですので、先頭走る喜びを楽しみながら残りの5区間の選手たちが走ってくれればいいかなと思っています」と話した。

 1区の福田悠一(4年=米子東)がトップから15秒差の3位でタスキをつなぐと、2区のムルワ(2年=ケニア)が2位に押し上げる。3区の葛西潤(2年=関西創価)も区間3位の走りで2位をキープした。首位の東海大と34秒差でスタートした4区の嶋津雄大(3年=若葉総合)が5.6キロで東海大・佐伯陽生(1年)をとらえ、首位浮上し、逆に2位に浮上した駒大とは1分42秒差をつけて5区へ。5区の山登りも三上雄太(3年=遊学館)は後方からの追い上げを許さず、箱根芦ノ湖のゴールにトップで飛び込んだ。

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