【箱根駅伝2区】1万メートル日本人最速の駒大・田沢は区間7位、15→8位も「力が足りない」

[ 2021年1月2日 11:29 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

<第97回箱根駅伝 往路・戸塚中継所>戸塚中継所に駆け込む2区の田沢(右)。タスキを受け駆け出す駒大・3区の小林(撮影・会津 智海)
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 ◆2区(23・1キロ、鶴見中継所~戸塚中継所)区間記録=2020年・相沢晃(東洋大)1時間05分57秒

 15位でタスキを受けた駒大の田沢廉(2年)は、順位を7つ上げて8位で3区につないだ。区間7位の1時間7分26秒だった。「もらった位置が思ったよりきつかったので自分のところで巻き返そうと思って、最初ゆっくり入ってしまって、中盤でもっと巻き返そうと思っていたけど、全然上げることができなかった」と振り返った。

 昨年12月の日本選手権では今季の日本人学生最速となる27分46秒09をマーク。3区希望だったが、エースとしての走りを期待されて2区に抜てきされた。「日本選手権終わって急ピッチで駅伝に向けてやってきた。やっぱり合わせきれなかった部分もあるけど、最低限は合わせたつもだったので6分台は最低限だったのに力不足」と振り返った。

 20キロ過ぎに大八木監督から「男だろ」とゲキを飛ばされる場面もあった。順位は上げたが「全然ダメですね。流れは良い感じで渡そうと思ったんですけどできなかった」と語り「エースとしての走りができたかと言われたら、できなかったのでまだまだ力が足りないと感じた」と反省の言葉が口をついた。

◆戸塚中継所通過順位
1 東京国際大 2:09:34
2 創価大   +00:59
3 東海大   +01:01
4 日体大   +01:02
5 東洋大   +01:05
6 拓大    +01:14
7 神奈川大  +01:15
8 駒大    +01:40
9 城西大   +01:59
10 早大   +02:00
11 順大   +02:02
12 国士舘大 +02:09
13 青学大  +02:13
14 帝京大  +02:17
15 国学院大 +03:12
16 法大   +04:05
17 明大   +04:20
18 中大   +04:21
19 学生連合 +05:30
20 山梨学院大+05:49
21 専大   +06:55


◆2区区間記録
1 ビンセント (東京国際大2年)1:05:49
2 ビンセント (国士舘大3年) 1:07:09
3 池田耀平  (日体大4年)  1:07:14
4 松山和希  (東洋大1年)  1:07:15
5 ラジニ   (拓大2年)   1:07:17
6 ムルワ   (創価大2年)  1:07:18
7 田澤廉   (駒大2年)   1:07:27
8 名取燎太  (東海大4年)  1:07:30
9 井手孝一  (神奈川大4年) 1:07:33
10 野村優作  (順大2年)   1:08:05
11 菊地駿弥 (城西大4年)  1:08:12
12 星岳   (帝京大4年)  1:08:16
13 太田直希 (早大3年)   1:08:17
14 中村唯翔 (青学大2年)  1:08:29
15 中西大翔 (国学院大2年) 1:09:14
16 森凪也  (中大3年)   1:09:38
17 加藤大誠 (明大2年)   1:09:48
18 森山真伍 (山梨学院大4年)1:10:19
19 河田太一平(法大2年)   1:10:39
20 茅野雅博 (専大4年)   1:11:30
21 河村悠  (亜大3年)   1:11:38

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