王者レイカーズは6戦4勝 ジェームズがトリプルダブル ネッツは3敗目

[ 2021年1月2日 15:04 ]

審判の判定に不満をぶつけるジェームズ(AP)
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 NBAは1日に各地で2021年最初の10試合を行い、昨季のファイナルを制したレイカーズは敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズに109―103(前半58―57)で競り勝って4勝2敗。103―103で迎えた残り58秒、ドライブインからシュートに持ち込んだレブロン・ジェームズ(36)のレイアップは、2季目のケルドン・ジョンソン(21)にブロックされたが、飛び込んだカイル・クーズマ(25)がこぼれ球を押し込んで勝ち越し。粘るスパーズを振り切った。

 ジェームズは36分の出場で26得点、11リバウンド、10アシストで今季自身初のトリプルダブル。アンソニー・デービス(27)は34得点と11リバウンドを挙げて勝利に貢献した。

 スパーズは12月30日のこのカードで107―121と黒星を喫しており、ホームでの同一カードで再び敗れて通算3連敗。ジョンソンは26得点と11リバウンドをマークするなど奮闘したが、チームは2勝3敗となった。

 東地区優勝候補の一角、ネッツは地元ブルックリン(ニューヨーク州)でホークスに96―114(前半52―61)で敗れて3勝3敗。ケビン・デュラント(32)は28得点、カイリー・アービング(28)は18得点、11リバウンド、4アシストをマークしたが、チームはここ4戦で3敗目を喫した。

 勝ったホークスは4勝1敗と好調。ナゲッツに競り勝ったサンズも開幕から6戦を消化して5勝1敗と好スタートを切っている。なおウィザーズとピストンズがこの日勝ったため、全30チームが白星を挙げたことになった。

 2季連続でリーグ最高勝率を挙げているバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で、ウィザーズに連勝したブルズに126―96(前半62―40)で快勝。2季連続でシーズンMVPとなったヤニス・アデトクンボ(26)は29得点、12リバウンド、8アシスト、2ブロックショットを記録している。

 <1日の結果>

グリズリーズ(2勝3敗)108―93*ホーネッツ(2勝3敗)
*ピストンズ(1勝4敗)96―93セルティクス(3勝3敗)
*マーベリクス(2勝3敗)93―83ヒート(2勝3敗)
ホークス(4勝1敗)114―96*ネッツ(3勝3敗)
*バックス(3勝3敗)126―96ブルズ(2勝4敗)
ウィザーズ(1勝5敗)130―109*ティンバーウルブス(2勝3敗)
レイカーズ(4勝2敗)109―103*スパーズ(2勝3敗)
サンズ(5勝1敗)106―103*ナゲッツ(1勝4敗)
*ジャズ(3勝2敗)106―100クリッパーズ(4勝2敗)
トレイルブレイザーズ(3勝2敗)123―98*ウォリアーズ(2勝3敗)

 *はホームチーム

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