【箱根駅伝1区】スーパールーキー順大・三浦 初の箱根路は1区11位「実力が足りなかった」

[ 2021年1月2日 10:36 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

<箱根駅伝往路>2区・野村優作(右)にたすきを渡す順大の1区・三浦龍司(左)=撮影・小海途 良幹
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 ◆1区(21・3キロ、大手町~鶴見中継所)区間記録=2007年・佐藤悠基(東海大)1時間01分06秒

 1区を走った順大のスーパールーキー、三浦龍司(1年)は区間11位で初の箱根駅伝を終えた。最初の1キロの入りが3分33秒の超スローペースに「予想外」としながらも「集団に合わせる展開でいこうと思っていたので、自分の脚をためたらうまくできると思っていた」と臨機応変に対応。それでも17キロ過ぎの六郷橋で離され、「仕掛けに対応できなかった。弱いところを突かれたレース。実力が足りなかった」と肩を落とした。

 7月に3000メートル障害で日本歴代2位の記録を出し、10月の箱根予選会ではハーフマラソン20歳以下の日本記録を更新した逸材。1区を走った11月の全日本大学駅伝ではラスト300メートルで驚異的なスパートをかけて区間新をマークし強烈な大学駅伝デビューを飾ったが、武器のスピードを生かした再現はできなかった。

 16年リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表で順大OBの塩尻和也(富士通)の背中を追い、「ロードもトラックもオールラウンダー」を目指す18歳。初の箱根路に「雰囲気は独特のものがあった。ワクワクしていたのもあったが、同時にプレッシャーも他の大会に比べて大きかったかなと思う」と印象を語り、「満足のいく走りはできなかった」とポツリ。箱根の雪辱は、来年の箱根で果たす。

 ◆鶴見中継所通過順位
1 法大  1:03:00
2 東海大 +00:05
3 創価大 +00:15
4 神奈川大+00:16
5 早大  +00:17
6 青学大 +00:18
7 城西大 +00:21
8 日体大 +00:22
9 東洋大 +00:24
10 学生連合+00:26
11 順大  +00:31
-----以上シード権-----
12 拓大  +00:31
13 国学院大+00:32
14 帝京大 +00:35
15 東京国際大+00:45
16 駒大  +00:47
17 明大  +01:06
18 中大  +01:17
19 国士舘大+01:34
20 専大  +01:59
21 山梨学院大+02:04

 ◆区間記録
1 鎌田航生  (法大3年)  1:03:00
2 塩澤稀夕  (東海大4年) 1:03:05
3 福田悠一  (創価大4年) 1:03:15
4 呑村大樹  (神奈川大3年)1:03:16
5 井川龍人  (早大2年)  1:03:17
6 吉田圭太  (青学大4年) 1:03:18
7 砂岡拓磨  (城西大3年) 1:03:21
8 藤本珠輝  (日体大2年) 1:03:22
9 児玉悠輔  (東洋大2年) 1:03:24
10 難波天   (麗澤大4年) 1:03:26
11 三浦龍司  (順大1年)  1:03:31
12 合田椋   (拓大3年)  1:03:31
13 藤木宏太  (国学院大3年)1:03:32
14 小野寺悠  (帝京大4年) 1:03:35
15 丹所健   (東京国際大2年)1:03:45
16 白鳥哲汰  (駒大1年)  1:03:47
17 児玉真輝  (明大1年)  1:04:06
18 千守倫央  (中大2年)  1:04:17
19 山本龍神  (国士舘大1年)1:04:34
20 高瀬桂   (専大2年)  1:04:59
21 新本駿   (山梨学院大1年)1:05:04

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