【箱根駅伝】創価大が4度目の出場で初の往路優勝 5区間すべて区間上位の走り

[ 2021年1月2日 13:28 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

<第97回箱根駅伝・往路>往路優勝のゴールテープを切る創価大・三上(撮影・尾崎 有希)
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 第97回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われ、創価大が5時間28分8秒で4度目の箱根駅伝出場で初の往路優勝を飾った。2位は2分14秒差で東洋大、3位は2分21秒差で駒大となった。

 創価大は1区の福田悠一(4年=米子東)がトップから15秒差の3位でタスキをつなぐと、2区のムルワ(2年=ケニア)が2位に押し上げる。3区の葛西潤(2年=関西創価)も区間3位の走りで2位をキープした。首位の東海大と34秒差でスタートした4区の嶋津雄大(3年=若葉総合)が5.6キロで東海大・佐伯陽生(1年)をとらえ、首位浮上し、逆に2位に浮上した駒大とは1分42秒差をつけて5区へ。5区の山登りも三上雄太(3年=遊学館)は後方からの追い上げを許さず、箱根芦ノ湖のゴールにトップで飛び込んだ。

 創価大は箱根駅伝に15年に初出場。前回大会9位でチーム史上初のシード権を獲得と着実に力をつけてきた。全員が区間上位に食い込む走りで優勝を呼び込んだ。

 ▼榎木和貴監督 往路優勝はまったく予想していなかった。5区まで先頭争いできればと思っていたが、4区嶋津が良い走りをしてくれて頼もしく思った。(復路に向けて)予想していなかった往路優勝。先頭を走る喜びを感じて、楽しみながら残り5区間の選手たちに走ってほしい。

 ▼5区・三上 走りきった。出し切った。安心しかない。その気持ちでいっぱいです。4区まで良い順位でもってきてくれたのでつなぐ気持ちで走った。復路にも強いメンバーが揃っているのでこのままいってほしい

◆往路順位
1 創価大  5:28:08
2 東洋大  +02:14
3 駒大   +02:21
4 帝京大  +02:31
5 東海大  +03:27
6 東京国際大+03:58
7 順大   +05:23
8 神奈川大 +05:32
9 国学院大 +06:44
10 拓大   +06:53
11 早大   +07:04
12 青学大  +07:35
13 城西大  +07:36
14 明大   +07:55
15 日体大  +08:30
16 法大   +09:06
17 国士舘大 +09:40
18 山梨学院大+10:30
19 中大   +11:09
20 学生連合 +17:38
21 専大   +21:48

◆5区区間記録
1 細谷翔馬  (帝京大3年)  1:11:52
2 三上雄太  (創価大3年)  1:12:05
3 宮下隼人  (東洋大3年)  1:12:09
4 鈴木芽吹  (駒大1年)   1:12:44
5 石川樹   (拓大4年)   1:12:50
6 山本唯翔  (城西大1年)  1:13:03
7 西田壮志  (東海大4年)  1:13:12
8 殿地琢朗  (国学院大3年) 1:13:25
9 鈴木聖人  (明大3年)   1:13:34
10 荒井雄哉  (東京国際大4年)1:13:56
11 北﨑拓矢  (神奈川大4年) 1:14:19
12 古海航   (法大4年)   1:14:43
13 津田将希  (順大3年)   1:14:55
14 孝田拓海  (国士舘大4年) 1:15:05
15 星野一平  (山梨学院大2年)1:15:47
16 村越凌太  (日体大2年)  1:15:51
17 竹石尚人  (青学大4年)  1:15:59
18 畝拓夢   (中大4年)   1:16:26
19 諸冨湧   (早大1年)   1:17:06
20 野下稜平  (専大1年)   1:19:15
21 杉浦慧   (慶大3年)   1:19:38

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