コロナ禍の箱根駅伝スタート時に混乱なし 声掛け禁止など、今大会のコロナ対策は?

[ 2021年1月2日 08:48 ]

第97回箱根駅伝・往路 ( 2021年1月2日    大手町~箱根5区間107・5キロ )

<箱根駅伝・往路>規制線の外からスタート地点を見つめる人たち(撮影・村上 大輔)
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 コロナ禍の箱根駅伝は午前8時に大きな混乱なくスタートした。関東学連は事前に応援自粛を呼びかけ、スタート付近の沿道、地下鉄の出入り口も封鎖。スタートを離れた沿道には観戦する一般人の姿が見られたが、例年と比較すると静かな幕開けとなった。

以下、今大会の主なコロナ対策

 ☆選手変更6人 体調不良者などが出た場合を考慮し、当日変更できる選手の人数を従来の4人から6人に拡大。1日に変更できる選手は最大4人まで。22年以降も適用される。

 ☆来場制限 各大学の来場人数を制限。往路フィニッシュは選手と付き添い2人の計3人、優勝校のみ監督とアシスタントを加えた計5人。往路、復路の表彰式は行わない。

 ☆声掛け禁止 スタート、フィニッシュでの声掛け、円陣、胴上げ、中継地点のたすきリレー時の次走者への声掛けは禁止。
 
 ☆給水 走者が飲料を口に含んで吐き出す行為は禁止。給水員はゴーグルにゴム手袋を着用し、必ず手渡しでペットボトルを回収する。

 ☆応援自粛 出場校の関係者、保護者、地域住民による沿道での応援は自粛を求める。

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2021年1月2日のニュース