NFLの主力選手にまた感染者 セインツのエースRBカマラが陽性反応 最終戦は欠場

[ 2021年1月2日 08:28 ]

新型コロナへの感染が判明したセインツのRBカマラ(AP)
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 ニューオーリンズ(ルイジアナ州)を本拠にしているNFLセインツの主力RBで、4季目を迎えた今季にラン獲得(932ヤード)とレシーブ回数(83=756ヤード)でいずれも自己最多をマークしていたRBアルビン・カマラ(25)が1日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが判明。10日間の自主検疫が必要になったために3日のレギュラーシーズン最終戦(対パンサーズ)への出場ができなくなった。

 セインツは今季11勝4敗ですでにNFC南地地区の優勝は決めているが、NFCの第1シードをパッカーズ(12勝3敗)と争っている状態。12チームから14チームに拡大されたプレーオフ出場枠で、1回戦免除となるのはAFC、NFC両カンファレンスの第1シードだけで、セインツは“特権”を得られないままに9日と10日に行われる1回戦に臨む場合、戦力的に大きな問題を抱える可能性が出てきた。

 現時点で感染者リスト(濃厚接触者を含む)に入っているセインツの選手は8人。カマラの戦列復帰は、検査で陰性を示すという条件をクリアした上で早くても10日となっており、今後の動向が注目されるところだ。

 NFLでは最終週を前にして感染者が続出。前日にはドルフィンズのQBライアン・フィッツパトリック(38)の感染が判明し、バッカニアーズもディフェンスの3選手を1日に感染者リストに入れている。

 なおルイジアナ州(人口465万)では12月30日に過去最多となる6744人の感染が判明。陽性率は11%を超えている。

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