【箱根駅伝】沿道の声援は例年より減少も 人が集まる場所も目立つ

[ 2021年1月2日 11:23 ]

第97回箱根駅伝・往路 ( 2021年1月2日    大手町~箱根5区間107・5キロ )

<第97回箱根駅伝 往路・戸塚中継所>戸塚中継所に駆け込む東京国際大・ヴィンセント。後方の沿道には観衆の姿(撮影・会津 智海)
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 沿道で応援する人々の姿は例年に比べて少なかったとはいえ、場所によっては歩道に人が集まり、“密”が発生していた。

 コロナ禍での今大会は「応援したいから、応援にいかない。」をキャッチフレーズに実施。大会を主催する関東学生陸上競技連盟はスタート、ゴール、中継所、沿道などでの観戦自粛を要請した。テレビCMでも観戦自粛を呼び掛けたが、重傷者化のリスクが高い高齢者の姿も目立ち、効果は限定的だった。

 【今大会の主なコロナ対策】

 ☆選手変更6人 体調不良者などが出た場合を考慮し、当日変更できる選手の人数を従来の4人から6人に拡大。1日に変更できる選手は最大4人まで。22年以降も適用される。

 ☆来場制限 各大学の来場人数を制限。往路フィニッシュは選手と付き添い2人の計3人、優勝校のみ監督とアシスタントを加えた計5人。往路、復路の表彰式は行わない。

 ☆声掛け禁止 スタート、フィニッシュでの声掛け、円陣、胴上げ、中継地点のたすきリレー時の次走者への声掛けは禁止。
 
 ☆給水 走者が飲料を口に含んで吐き出す行為は禁止。給水員はゴーグルにゴム手袋を着用し、必ず手渡しでペットボトルを回収する。

 ☆応援自粛 出場校の関係者、保護者、地域住民による沿道での応援は自粛を求める。

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2021年1月2日のニュース