【箱根駅伝5区】創価大・三上「優勝を確信したのはタスキをもらう前から」 区間2位で往路V貢献

[ 2021年1月2日 14:54 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

<第97回箱根駅伝・往路>往路優勝のゴールテープを切る創価大・三上(撮影・尾崎 有希)
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 ◆5区(20・8キロ、小田原中継所~箱根芦ノ湖)区間記録=2020年・宮下隼人(東洋大)1時間10分25秒

 トップでタスキを受けた創価大の三上雄太(3年)が、そのまま往路優勝へ走り抜けた。区間2位の1時間12分05秒。創価大は往路5時間28分09秒。出場4度目で初の往路優勝を果たした。三上は「1~4区までの流れが良くて、1位で渡してもらった。1位でゴールまで持っていくだけだったので良かった」と振り返った。

 序盤から焦らずに、ひょうひょうと走りきった。最後は疲労で足が動かないくらいの状態だったが、そんな様子は見せなかった。自身初の箱根路で、静かな芦ノ湖のゴールテープを切った。「(会場は静かだったが)走るのが初めてだったので気にならなかった。優勝を確信したのはタスキをもらう前から。4区の嶋津が1位になって差をつけてくれたので、自分が順調に全うできたら優勝できると確信した」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で全日本大学駅伝の出場を逃し、箱根にかける思いは強かった。榎木監督は「目標を箱根に絞るしかなかったところで、選手たちが駅伝で戦いたいという思いを全て箱根にぶつけてくれた。合宿だったり、日頃の練習でしっかりと箱根に向けた取り組みをブレずに取り組んだ結果が今日の結果」と語った。

◆往路順位
1 創価大  5:28:08
2 東洋大  +02:14
3 駒大   +02:21
4 帝京大  +02:31
5 東海大  +03:27
6 東京国際大+03:58
7 順大   +05:23
8 神奈川大 +05:32
9 国学院大 +06:44
10 拓大   +06:53
11 早大   +07:04
12 青学大  +07:35
13 城西大  +07:36
14 明大   +07:55
15 日体大  +08:30
16 法大   +09:06
17 国士舘大 +09:40
18 山梨学院大+10:30
19 中大   +11:09
20 学生連合 +17:38
21 専大   +21:48

◆5区区間記録
1 細谷翔馬  (帝京大3年)  1:11:52
2 三上雄太  (創価大3年)  1:12:05
3 宮下隼人  (東洋大3年)  1:12:09
4 鈴木芽吹  (駒大1年)   1:12:44
5 石川樹   (拓大4年)   1:12:50
6 山本唯翔  (城西大1年)  1:13:03
7 西田壮志  (東海大4年)  1:13:12
8 殿地琢朗  (国学院大3年) 1:13:25
9 鈴木聖人  (明大3年)   1:13:34
10 荒井雄哉  (東京国際大4年)1:13:56
11 北﨑拓矢  (神奈川大4年) 1:14:19
12 古海航   (法大4年)   1:14:43
13 津田将希  (順大3年)   1:14:55
14 孝田拓海  (国士舘大4年) 1:15:05
15 星野一平  (山梨学院大2年)1:15:47
16 村越凌太  (日体大2年)  1:15:51
17 竹石尚人  (青学大4年)  1:15:59
18 畝拓夢   (中大4年)   1:16:26
19 諸冨湧   (早大1年)   1:17:06
20 野下稜平  (専大1年)   1:19:15
21 杉浦慧   (慶大3年)   1:19:38

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