ジェイテクト パナソニック撃破し初V バレーボール全日本男子

[ 2020年12月21日 05:30 ]

初優勝を果たし、喜ぶジェイテクトの選手たち
Photo By 共同

 バレーボール全日本選手権の最終日が20日、東京・大田区総合体育館で行われた。男子決勝では、昨季Vリーグ覇者のジェイテクトが3―1でパナソニックを破り、初優勝を果たした。パナソニックは07年に現在の大会形式となってから5度目の頂点を逃した。

 ジェイテクトは第1セットの終盤にフォンテレスのサーブで抜け出して25―20で先取。1―1の第3セットは西田のブロックがさえて25―13で奪った。第4セットもサーブ、スパイクで西田が活躍し、25―22と押し切った。

 ジェイテクト初優勝の立役者は間違いなく西田だ。スパイクは52本のうち30本を決め、強烈なサーブで4得点。ブロックでも3点を挙げる大車輪の働きだったが、チームとしての強さも光った。第1セットを奪ったのはフォンテレスのサーブがあればこそ。第3、第4セットでは饒書涵のサーブが鍵になった。最後は西田に強打を決めさせることができたのは、味方のフォローを信じているから。西田は「6人で強い方が絶対に勝つと思っていた」と胸を張った。

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2020年12月21日のニュース