ジェッツが今季14戦目で初勝利 史上3チーム目の16戦全敗を免れる

[ 2020年12月21日 09:48 ]

奮闘したジェッツのQBサム・ダーノルド(AP)
Photo By AP

 不振を極めていたNFLのジェッツが20日、敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)でラムズに23―20(前半13―3)で競り勝ち、今季14戦目で初勝利。史上3チーム目となる「16戦全敗」を第15週で免れた。

 NFLの全敗は過去12チームが喫しているが、16試合制では2008年のライオンズ、2017年のブラウンズの2チームのみ。2018年のドラフトで全体3番目に指名されたQBサム・ダーノルド(23)が207ヤードと1TD、ベテランRBフランク・ゴア(37)もランで1TDをマークしてチームワーストの連敗記録を13でくい止めた。

 ただしこれで来年のドラフト全体トップ指名権は同じ1勝13敗ながら「スケジュール強度」の兼ね合いからジャガーズに移行。次期ドラフトの超目玉となっているクレムゾン大のQBトレバー・ローレンス(21=198センチ)の獲得争いでは“後退”する白星となった。

 3連勝を逃したラムズは9勝5敗。勝っていればプレーオフ進出が決まっていたが、今季未勝利だったジェッツに足元をすくわれ、NFC西地区では2位。首位シーホークス(10勝4敗)に1ゲーム差をつけられて残り2試合となった。

続きを表示

2020年12月21日のニュース