ラプターズ・渡辺雄太の「本契約」はならず 昨季までと同じ「2―WAY契約」で開幕突入

[ 2020年12月21日 08:08 ]

「2―WAY契約」での残留となったラプターズの渡辺雄太(AP)
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 NBAラプターズは20日、17人枠に入れた選手の中で未契約となっていた2選手の契約形態を発表。2020年1月15日にラプターズで「2―WAY契約」を締結していたシューティング・ガードで2季目のポール・ワトソン(25=198センチ)が本契約(2季目の最低保証は145万ドル=約1億5000万円)を結び、無保証の最低年俸でNBAでのプレーはできない「エグジビット10契約」でキャンプに参加していた渡辺雄太(26)は、2季在籍したグリズリーズ時代同様に「2―WAY契約」となった。

 ラプターズは19日にキャンプに参加していた20人の選手のうち3人を解雇。渡辺を残し、オーシェイ・ブリセット(22=201センチ)、ヘンリー・エレンソン(23=208センチ)、アリゼー・ジョンソン(24=201センチ)のフォワード3人をカットしていた。

 「2―WAY契約」でのチーム帯同は最長で45日まで。今プレシーズンで渡辺は3試合に出場し、平均10分の出場時間で4・7得点、3・7リバウンド、常にチームで12番目と13番目の選手として起用されていたが、ドラフト2巡目(全体59番目)に指名された新人ガードのジェイレン・ハリス(22)同様に「2―WAY契約」でのチーム残留となった。

 「本契約」となったワトソンは昨季ホークスとラプターズで計10試合に出場し、平均8・7分で3・1得点、1・7リバウンド、0・8アシストを記録。8月14日のナゲッツ戦では27分出場して自己最多となる22得点と6リバウンドをマークしていた。マイナーのGリーグでは35・3分で19・0得点、6・4リバウンド。今プレシーズン3試合では9・7分で2・7得点、1・7リバウンドだった。

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