父子初共演!ウッズ「本当に最高の時間」 長男11歳チャーリー君さすが初イーグル!

[ 2020年12月21日 05:30 ]

PNC選手権エキシビション大会第1日 ( 2020年12月19日    フロリダ州リッツ・カールトンGC(パー72) )

ウッズ(右)は長男のチャーリー君と初めてペアを組み「PNC選手権」に出場(AP)
Photo By AP

 米男子ゴルフでメジャー15勝を含むツアー通算82勝を誇るタイガー・ウッズ(44=米国)が長男のチャーリー君(11)と初めてペアを組み、19日にフロリダ州のリッツ・カールトンGC(パー72)で行われた「PNC選手権」に出場した。2日間で争われるエキシビション大会で、第1日はチャーリー君の初イーグルを含む1イーグル、9バーディー、1ボギーの10アンダー62で首位と4打差6位発進。初共演のウッズ父子が存在感を見せた。

 ウッズが後ろで見守る中、チャーリー君がスーパーショットを披露した。左ドッグレッグのパー5の3番。5Wで放った残り175ヤードの第2打がドローの軌道を描いて、ピン手前1メートルにピタリと寄る。チャーリー君がイーグルパットを沈めると、ウッズは満面の笑みを浮かべて「初イーグルだ!」と声を掛けながらハグ。トーナメントで見せる表情とは全く違う、父の顔だった。

 「本当に最高の時間だったよ。自分のことは気にしてなかった」

 メジャー優勝経験者などが家族と組んで争うイベント。ウッズ父子は紫色のシャツに黒のパンツというおそろいのウエアで参戦した。米メディアによるとチャーリー君は今大会史上最年少の出場。20組中6位の好スタートとなった。ウッズは「(息子も)負けず嫌いなのは確かだ。うちの家族はみんなそうだ」と話していただけに、満足の一日となったようだ。

 昨年4月のマスターズで11年ぶりのメジャー制覇を果たした復活劇の裏には、チャーリー君をはじめ家族の支えがあった。「子供たちは僕が苦しんでいる姿しか見たことがない。誇りに思ってくれる父になりたい」。それが最大のモチベーション。15度目のメジャー優勝を経て実現した父子共演に「これほどエキサイティングなことはないよ」と心を躍らせていた。

 17日のプロアマ戦では練習場で隣に並んで球を打つ動画が公開され、そっくりのスイングが世界中の話題も呼んだ。ウッズは「子供というのはまねをするもの。スイングが似ているかは分からないが、とても似た感覚を持っていると思う」と明かす。初めての父子出場で、しかもレジェンドが集結した大舞台で初イーグルを決めたスター性も、まさにウッズ譲りだった。

 それでも、父としては「彼が楽しんでいる姿を見るのがとてもうれしい」と、何より競技を楽しんでくれることを願っている。最終日の残り18ホールも、2人そろって、笑顔で戦う。

 ○…複数の米メディアによると、11歳のチャーリー君は今年8月に出場した2大会で連続優勝したという。1つはフロリダ州で開催されたジュニアゴルフイベント11歳男子の部で、この大会では父・ウッズがキャディーバッグを担いだことが報道されている。その2週後には、同じくフロリダ州でのPGA・サウスフロリダセクション・トーナメントの9~11歳の部で2位に3打差をつけて圧勝。その才能に、父と同じ道を歩むのか注目されている。

 【スポーツ界の主な父子競演】
 ☆野球 メジャーリーグの同じチームで同時にプレーした親子はケン・グリフィーシニアとジュニアが有名。90、91年マリナーズで同時先発出場、2者連続本塁打も記録した。01年には、ティム・レインズシニアとジュニアの親子がオリオールズで同時出場している。
 ☆サッカー 96年アイスランド代表のエストニア戦で、父アルノール・グジョンセンに代わって息子エイドゥルが途中出場。タッチの際には父が息子の頬にキスをした。その後、同時出場も目指したが、かなわず。
 ☆競馬 親子の同時騎乗は日本でもたびたび実現。JRAで木幡初広と初也、巧也、育也の父子4人、横山典弘と和生、武史の父子3人対決の例もある。

 ▽PNC選手権 メジャー大会かプレーヤーズ選手権で優勝した選手のみが出場できるエキシビション大会。父と息子など家族とペアを組み、2日間でタイトルを争う。競技方法は2人が打った球のいい方を選択し、そこから再び2人が打つスクランブル方式。今大会には20組が参加。レジェンドのゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)は孫とともに、世界ランク3位のジャスティン・トーマス(米国)と女子メジャー10勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は父とペアを組んだ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2020年12月21日のニュース