浪速っ子の18歳、ブレイクダンスの半井 大好きな地元で2024年パリ五輪金メダルを宣言

[ 2020年12月21日 19:03 ]

大阪狭山市の古川照人市長(右)を表敬訪問したSHIGEKIXこと半井重幸(撮影・北條 貴史)
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 2024年パリ五輪の追加競技で初採用されたブレイクダンスの半井重幸(18)が21日、観光大使を務める出身地の大阪府狭山市を表敬訪問、地元愛を語り尽くした。11月に世界最高峰と称される国際大会「Red Bull BC One World Final」と、全日本選手権で優勝。世界一と日本一の称号を手に凱旋(がいせん)したダンサーネーム“Shigekix”は「何回か表敬訪問をさせてもらい、レッドブルの大会で勝ちたいと言っていて、優勝を報告できて凄くうれしい」と喜びを語った。

 北海道で生まれ、1歳の時に狭山市へ引っ越し。今春、関東へ拠点を移すまで生活した地とあって、「僕の青春がすべてこの市にある。住みやすい市だと思う。やりたいことをサポートしてくれたし、思い入れがある」と話した。

 今年はコロナ禍で10大会以上なくなった。それでも「一人で毎日練習をしていた」という努力家。世界一となった直後に、五輪競技となることが決まりモチベーションはさらにアップした。「日本一と世界一で終えたこのタイミングでオリンピックが決まった。運命じゃないかな。2024年のパリ五輪の金メダルに向かって、焦点を合わせたい」と地元で金メダル宣言も飛び出した。

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2020年12月21日のニュース