貴景勝 白鵬と三番稽古で2勝13敗も綱獲りへ「いい経験ができた」

[ 2020年12月21日 05:30 ]

白鵬(右)と合同稽古を行った貴景勝
Photo By 代表撮影

 大相撲初場所(来年1月10日初日、両国国技館)に向けた合同稽古が20日、国技館内の相撲教習所で行われ、綱獲りを目指す大関・貴景勝は横綱・白鵬との三番稽古で2勝13敗だった。「横綱に指名していただけるのはありがたいこと。感触よりも、一生懸命やることにフォーカスしている」。大関・朝乃山、小結・高安との申し合い稽古後に、横綱の胸を借りて無我夢中で汗を流した。

 前回、稽古で白鵬と手を合わせたのは昨年春場所前で、その場所で大関昇進を決めた。吉兆とも言える時間を過ごし「いい経験ができたし、それが場所前までの稽古に生きてくるように頑張っていきたい」と気持ちを高めた。一方、初場所で壁となる白鵬は「次を育てるのも私の役目。大相撲への恩返しにもなるし、(貴景勝が)結果を出してくれれば」と横綱候補へ期待を込めた。

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2020年12月21日のニュース