カーリング、ロコ・ソラーレ 日本選手権前哨戦でV 中部電力を撃破

[ 2020年12月21日 05:30 ]

強化試合の決勝で中部電力を下し、ロコ・ソラーレの藤沢、吉田知、鈴木、吉田夕(右から)は笑みを浮かべる(C)WCT-JAPAN
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 カーリングの国内トップチームの強化試合が20日、長野・軽井沢で決勝が行われ、女子で18年平昌(ピョンチャン)五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、9―6で中部電力を下して優勝した。第1エンドに3点を奪い、優位な状況を保って逃げ切り。スキップの藤沢五月(29)は、「しっかり勝ち切れたのは自信を持っていい。アイスを読んで、決めきることができた」と振り返った。

 ロコ・ソラーレは21年2月の日本選手権(北海道・稚内)で優勝すれば、日本が22年北京五輪の出場枠を獲得した際の五輪代表に決定する。新型コロナウイルスの影響で実戦機会が少ない中、今回の強化試合でライバルの中部電力に19日の予選も含め2勝したことは大きい。藤沢が「もっともっと良くしていきたい」と言えば、サードの吉田知那美(29)も「喜んで終わりにするのではなく、いかに日本選手権につなげていくかが大事」と決戦を見据えていた。

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2020年12月21日のニュース