高橋大輔、生涯現役宣言「目指せキングカズ!」今季狙うは世界選手権出場

[ 2020年11月30日 05:30 ]

フィギュアスケート NHK杯エキシビション ( 2020年11月29日 )

エキシビションで演技する村元(左)、高橋組(代表撮影)  
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 目指すは生涯現役だ!フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯のエキシビションが29日、大阪府門真市内で行われ、アイスダンスでデビューした10年バンクーバー五輪男子銅メダルの高橋大輔(34=関大KFSC)がカップルの村元哉中(27=同)と参加。場内インタビューでは今後の目標について、色紙に「目指せキングカズ!!」と記した。

 53歳で現役を続けるサッカー界のレジェンドを引き合いに、アイスダンスを究める覚悟を見せた。「それくらいのメンタリティーでやっていかないと、なかなか目標にはたどり着かない」とし、何歳まで現役を続けるかという質問には「年齢制限は設けておりません」とキッパリ言った。

 22年北京五輪出場を見据え、来年3月の世界選手権(ストックホルム)出場が今季の目標。来月の全日本選手権(長野)優勝で内定するが、村元、高橋組の場合は世界選手権出場に必要な「ミニマムスコア」取得のため、来年2月の国際B級大会「チャレンジ杯」(オランダ)に出場する必要もある。コロナ禍で状況は流動的だが、異色カップルの挑戦が始まった。

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2020年11月30日のニュース