11月場所途中休場の正代がトレーニング再開 負傷の左足首の回復は「歩く分には痛みはない」

[ 2020年11月30日 15:49 ]

左足首にテーピングを巻いて体を動かす正代(日本相撲協会提供)
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 新大関だった大相撲11月場所で左足首を負傷して途中休場した正代(29=時津風部屋)が30日、休場後初めて報道陣の電話取材に応じた。11月場所の後半から上半身中心のトレーニングを再開し、「歩く分には痛みはない。普通に四股を踏む分だったら痛みは感じない」という状態とあって、部屋の稽古始めとなったこの日は左足首をテーピングで固定して、四股、すり足などの基本運動やトレーニングを行った。

 アマチュア時代はケガで大会を欠場したことはなく、プロでは2014年春場所の初土俵以来初めての休場となった。「ここまでのケガは自分の中でそんなに経験していない。これが順調なのかというのは分からないけど、いい感じなんじゃないのかなとは思う。ケアをきっちりしながらパワーアップできたらなとは思っている」とカド番となる来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)での復活を期した。

 休場中はテレビで幕内の取組を見て「本来(自分が)立っている場所だったので、違和感はあった」という。その一方で、初めて休場したからこそ気づいたこともあった。「自分の中ではいい経験になったかなと思う。相撲をできるだけ長く続けたいと思っていたので、これからもケガと付き合っていかないといけない。ケガとの付き合い方とかケアの仕方とか、いい経験になればなと思う」と前向きに捉えた。

 左足首を負傷した3日目の小結・高安戦までは3連勝したが、初優勝した9月の秋場所のような前に出る相撲は取りきれなかった。「負けられないという気持ちがどうしても強くて。変に勝ちにこだわり過ぎて、このケガにつながったところもあるかなと。もう少しリラックスして取れたらなというのはある」と振り返った。

 左足首を負傷しながら4日目も出場したことについては「そこが初めての休場ということで、休場に踏み切れなかったところ。ちょっと自分の中で納得いかなかったというか、取ってみて、取れそうなところがあるんだったら、できれば休みたくなかった」と説明。一方的に平幕・大栄翔に敗れたことで「休んだ方がいいのかなと。親方と相談して決めさせていただいた」と明かした。

 12月18~23日は相撲教習所で合同稽古が予定されている。10月の合同稽古には参加したが「行くだけ行って参加できなかったらあれなんで。おとなしくしときます」と参加は見送る方向。今後も基礎運動やトレーニングを続け、初場所番付発表の24日までは部屋の若い衆を相手に相撲を取る稽古を再開したい意向だ。

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