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天理大 コロナ禍乗り越え関西5連覇 先発15人中9人を占めた4年生が原動力

[ 2020年11月30日 05:30 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ優勝決定戦   天理大54-21同大 ( 2020年11月29日    京都市・宝が池球技場 )

<関西大学ラグビー決勝 天理大・同大>後半、軽やかにタックルをかわす天理大・フィフィタ(撮影・北條 貴史)
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 天理大が8トライを挙げて同大に54―21で完勝し、5年連続12度目の優勝を果たした。コロナ禍で4試合しかない変則シーズンを、昨季までの4シーズンと同様に全勝で制した。 

 天理大が横綱相撲をした。前半、スピードある同大バックスに突破を許しても、カバーでピンチを防ぐ。この1週間の合言葉は「戻れ」。15人がよく走る。戻った人間が孤立を見逃さず、ジャッカルを連発。39分はプロップ小鍛治が自陣深くでトライの芽をつんだ。

 攻撃はラインアウトからのモールが機能し、ロック中鹿が2トライ。伝統の守りで相手の強みを消し、近年の武器のセットプレーで弱みを突いた。盤石の展開で前半を無失点&4トライと圧倒した。

 フランカー松岡主将は「FWで圧倒しようと言ってきた。準備したことができたのは自信になる」と5連覇を喜んだ。先発9人が4年生。小松節夫監督は「今までで1番多い」と入学時からは想像できない活躍を喜んだ。

 期待の世代ではなかった。1年時に早朝筋トレで鍛えまくり、無名の松岡、小鍛治、中鹿らが伸びた。クラスターによる1カ月の活動休止も、世間の批判も乗り越えたのはたくましい最上級生がいるからこそ。「たくさんの人に迷惑をかけた。日本一になって恩返しをしたい」と主将。努力型の黄金世代のゴールはまだ先だ。 

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