古江、2週連続Vへ尻上がり13アンダー単独首位!5番パーで波に乗った

[ 2020年11月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエール・レディース 第3日 ( 2020年11月21日    愛媛県 エリエールGC松山=6545ヤード、パー71 )

2番でティーショットを放つ古江彩佳(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に1打差の3位から出た“ミレニアム世代”古江彩佳(20=フリー)が7バーディー、ボギーなしの64を叩き出し、通算13アンダーの単独首位に浮上。先週の伊藤園レディースに続く今季ツアー3勝目に王手をかけた。67で回った“新世紀世代”笹生優花(19=ICTSI)が首位に2打差の通算11アンダーで2位。優勝争いは若い2人のマッチレースの様相を呈している。

 コロナ禍によりイレギュラーな形で行われてきた2020年の国内女子ツアーも、残すところこの試合を含めてあと2戦。22歳以下の若手による世代間の争いは激しさを増している。昨年10月の富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げて以来、ミレニアム世代の先頭を走り続けてきた古江がさらにその存在感を増そうとしている。

 「ボギーを打たないこと、スコアを落とさないことはバーディーを取ることより大事ですね。あそこで決めることができてちょっとずつリズムが良くなったと思います」

 今年からパー5をパー4に変更して最も難易度が高くなった、距離の長い5番。ここで3メートルのパーパットを沈めると、パットだけでなくそれまでダフり傾向のあったショットも上向きになった。16番パー3では実測160ヤードの第1打を7Iでピンそば60センチにつけるなど、11番からの3連続を含む7バーディーを奪い、一気に単独首位に躍り出た。

 ツアー本格参戦1年目ながらパーセーブ率、リカバリー率ともに1位。今大会も3日間でボギー以上を叩いたのは、第1打がバンカーで目玉となる不運から、アンプレアブルを宣言した2日目の8番だけ。日本で最もボギーを打たない鉄壁の20歳が“らしさ全開”のゴルフを続けている。

 最終日には宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3番目の若さでのツアー4勝目と2週連続V達成が懸かるが、その古江を追うのは新世紀世代の笹生。1つ年下との2打差について聞かれた古江は「ないです」と即答し「スキのないゴルフをしないと」と笑顔で続けた。世代間の争いだけでなく、21年まで延長となった今季の賞金女王争いを占う意味でも、注目の18ホールとなる。 

 【20歳179日で4勝目、史上3番目の若さ】
 ◆古江はアマチュア時代も含めてツアー4勝目を狙う。20歳179日での達成となれば横峯さくらの20歳201日を抜いて史上3番目の若さ。最年少記録は宮里藍の19歳1日、2番目は畑岡奈紗がマークした19歳295日。

 ◆伊藤園レディースに続く2週連続Vなら、こちらも史上3位の若さとなる。最年少記録は畑岡の18歳261日。17年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンと日本女子オープンで達成した。2番目は宮里がツアーに本格参戦し1年目だった04年に達成した19歳337日。

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