渋野日向子 通算8アンダーでホールアウト 今季初のトップ10入り確実

[ 2020年11月22日 13:46 ]

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエールレディース 最終日 ( 2020年11月22日    愛媛県 エリエールGC松山=6545ヤード、パー71 )

<エリエールレディス・最終日>2番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 日本女子プロゴルフツアーの大王製紙エリエール・レディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は当地で午前7時50分から最終の第4ラウンドを行っている。

 首位に10打差の14位からスタートした“黄金世代”渋野日向子(22=サントリー)は6バーディー、1ボギーの66をマークし、首位とは8打差の通算8アンダー、5位でホールアウト。米ツアーでの6試合も含め今季自身初のトップ10入りを確実とした。

 渋野は出だしの1番パー4(405ヤード)で左ラフからの第2打をピン右手前2メートルに寄せて幸先のいいバーディーを奪うと難易度No・1の5番パー4(450ヤード)ではフェアウエーからの第2打をピン奥40センチに付けるスーパーショットで波に乗り、続く6番パー4(410ヤード)では8メートル、第1打を右に曲げた9番パー5(495ヤード)でも15メートルのバーディーパットを沈めた。前半アウトのパット数は11。16番パー3(190ヤード)の第1打をグリーン右に外し、この日、唯一のボギーを叩いたが、続く17番パー5(510ヤード)で2オンに成功し、2メートルのバーディーパットを沈めてバウンスバックを決めた。

 優勝争いは首位スタートの“ミレニアム世代”古江彩佳(20=フリー)が15番を終了し、通算16アンダーまでスコアを伸ばして首位を独走首位。首位に2打差の2位からスタートした“新世紀世代”笹生優花(19=ICTSI)は15番までに二つスコアを落とし、通算9アンダーの3位と精彩を欠いている。韓国のイ・ミニョン(28)が通算10アンダーの2位に浮上している。

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2020年11月22日のニュース