“大学生ルーキー”石坂、3戦目V見えた!初の最終組緊張…17番ダボも首位キープ

[ 2020年11月22日 05:30 ]

男子ゴルフツアー・ダンロップ・フェニックス   第3日 ( 2020年11月21日    宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71 )

13番、木の間を通してアプローチショットを放つ石坂友宏(撮影・西尾 大助)
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 首位から出たプロ1年目の石坂友宏(21=日本ウェルネススポーツ大3年)が7バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの68で回り、通算12アンダーで大槻智春(30=真清創設)と並び首位を守った。金谷拓実(22=東北福祉大4年)が1打差の3位。36位から出た石川遼(29=CASIO)は18番でのイーグルなど67をマークし通算5アンダーの17位に浮上した。 

 初体験となる最終組での優勝争い。緊張感は半端でなかった、と石坂は明かした。それでも自分のスタイルを貫いた。「思い切り1Wを振っていこうと思った。攻めのゴルフはできていた」。ホールアウトの表情は充実感がみなぎっていた。

 前半は神がかったプレーでスコアを伸ばした。2番で4メートル、4番で7メートルをねじこむと、5番ではチップインバーディー。5バーディーを奪った。「何をやってもうまくいく感じだった」と、同組の金谷らが舌を巻くほどの勢い。後半も13番で木の間を通すアプローチを1メートルに寄せてバーディーを奪うなど、16番まで通算14アンダーと快調に飛ばした。

 だが17番に落とし穴が待っていた。ティーショットを「打ってはいけない」グリーン左の林に打ち込み、アプローチをミスして痛恨のダブルボギー。追い上げた大槻には並ばれたが、緊張感の中で3つ伸ばしたのは立派だった。この日は24パットで、3日間の平均パット数も1位の1・6061。「バーディーも取れたしパットも良かった。17番とチャンスを外した18番をのぞけば良かった」と納得の様子だった。

 数々の名選手が制した伝統の大会で、QTランクの資格で出場した選手が優勝すれば初。日本人選手のプロ3戦目Vは、99年以降では松山英樹の2戦に次ぐスピード記録となる。「緊張はすると思うけど、楽しんで攻めたい。多くの人に自分を知ってもらって、結果を出せたら」。山あり谷ありの一日を経験し、前向きな言葉を並べられる強さが備わっていた。

 ▼30位今平周吾 前半はいい流れだったが、後半はミスも多くなかなかバーディーチャンスにつかなかった。スコアもスコアなので、あとは攻めていくだけ。(首位と10打差で大会連覇は厳しい状況に)


 ◆石坂 友宏(いしざか・ともひろ)
 ☆生年月日 1999年(平11)9月21日生まれ、神奈川県横須賀市出身の21歳。
 ☆サイズ 1メートル73、75キロ。
 ☆ゴルフ歴 10歳の時に父の影響で始める。「それまでは野球でしたが自分の意思で」。木戸愛と同じスクールに通う。
 ☆アマ実績 14年関東ジュニア優勝。18年関東アマ優勝。19年日本アマ4位、同年日本オープンでローアマ。
 ☆現役大学生 通信制の日本ウェルネス高から日本ウェルネススポーツ大に進学し、現在3年生。同級生に女子プロの稲見萌寧がいる。
 ☆プロ転向 19年12月にQTランク25位となりプロ転向。今季からツアー本格参戦。フジサンケイ・クラシック予選落ち、日本オープンは52位。
 ☆目標 石川遼。「人間性というか、ギャラリーに対しても凄い親切。ゴルフのうまさももちろんですが、そういったところが目標となる選手です」
 ☆家族 両親と姉。

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