天理大 10点差はね返して3連勝で全国切符 ラスト1枠は京産大と関学大の勝者

[ 2020年11月22日 18:12 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ奇数組最終節   天理大43―17関学大 ( 2020年11月22日    神戸市・神戸ユニバー記念競技場 )

<天理大・関学大>後半、逆転のトライを決める天理大・松永(撮影・後藤 正志)
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 リーグ4連覇中の天理大が関学大との全勝対決を43―17で制した。グループ1位通過で全体2位以内が確定し、全国大学選手権出場が決まった。29日に、別グループ1位の同大と優勝決定戦をする。

 前半は、関学大のSO呉嶺太(4年)とFB奥谷友規(4年)の巧みなキックで陣地を奪われた。スクラムも押された。地域もボール支配も劣勢。2戦連続完封勝ちの“絶対王者”が前半に2トライを許し、一時は10点差を付けられた。

 しかし、SO松永拓朗(4年)は冷静に「前半は自陣でプレーしたが敵陣に入れば点を取れるのは分かっていた」と戦況を見つめていた。故障者が出たことで途中からFBの位置へ移っていた。同17分に関学大にシンビン(一時退場)が出た直後、展開のラストを飾って19―17と逆転するトライを挙げた。喜びを表に出した。その後はワンサイド。後半に4トライを奪って圧勝した。

 敗れた関学大は2位通過。全国切符をかけて、29日に京産大と3位決定戦をする。

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2020年11月22日のニュース