ナガマツ 約7カ月ぶりの国際大会へ出発「タカマツのような存在になりたい」

[ 2020年10月10日 10:32 ]

デンマークOPに出発した永原(左)松本(右)組
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 バドミントン女子ダブルスで東京五輪出場が確実となった永原和可那(24)、松本麻佑(25)組(北都銀行)が10日、約7カ月ぶりの海外遠征となるデンマークOPに向けて成田空港から出発した。今年8月に16年リオ五輪金メダルの高橋礼華さん(30)の引退でタカマツ組が解散してから、初の大会出場。憧れのペアに対して、思いを語った。

 激しい五輪切符争いをしてきたからこそ、「最後まで戦えなかったのは残念」だと松本は話す。練習や遠征などで身近にいた“目標兼ライバル”の存在は非常に大きかった。世界選手権2連覇の実績を持ちながらも、五輪金メダリストペアへのリスペクトは変わらない。永原は「先輩たちの気持ちを引き継いで、次は自分たちがタカマツ組のような存在になりたい。少しずつでも、そうなれるような自信をつけていきたい」と覚悟をにじませた。

 3月中旬の全英OP以来中断されていた国際大会だが、今回のデンマークOPから再開する。全英では準々決勝で逆転負けを喫したが、苦い結果を払しょくするべくレシーブ面で強化を進めてきた。松本は「これだけ日本で練習をしてきた期間はこれまでなかった。最初から最後まで、しっかりとこだわって優勝を目指したい」と意気込み、飛行機に乗り込んだ。

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2020年10月10日のニュース