【林享の目】池江、東京五輪自由形狙える 想像以上の回復ペース

[ 2020年10月2日 05:30 ]

競泳日本学生選手権第1日 ( 2020年10月1日    東京辰巳国際水泳場 )

力泳する池江璃花子(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 池江は復帰初戦よりタイムを上げてくると思っていたが、25秒62は想像以上だった。浮き上がりから40メートルぐらいまでの中間で伸びてくる泳ぎは、病気前の泳ぎに近いものがあった。1カ月前より体もひと回り大きくなった印象で、順調に力をつけている。

 以前は浮き上がりで体半分近くリードできたスタートでは出遅れた。まだ脚力は戻っていないと思う。ラスト5メートルでも失速したような印象だ。ただ、しっかり水を捉えるフォームで泳げており、筋力、体力がついてくれば、以前の泳ぎを取り戻せると思う。

 体調を考慮して、練習はまだ週3、4回程度だと聞いている。他のトップ選手の半分以下だ。本格的な練習ができていない中で、このタイムなので、今後練習ができるようになった時にはさらなる記録向上が期待できる。50メートル自由形に関しては来年の五輪代表選考会でもチャンスがあるように思う。 (92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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