児玉芽生、11秒36で初優勝!女子100m新エースに名乗り

[ 2020年10月2日 19:57 ]

陸上・日本選手権第2日 ( 2020年10月2日    新潟市・デンカビッグスワンスタジアム )

<日本陸上第2日>女子100メートル決勝、優勝した児玉芽生(右から3人目)=撮影・小海途 良幹
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 女子100メートルは絶好調の児玉芽生(福岡大3年)が11秒36で初優勝を果たした。9月に同会場でマークした日本歴代3位の自己記録に0・01まで迫り、「11秒4が出れば良いと思っていたので、この競技場で11秒3を2度出せたことは良かった」と汗を拭った。

 号砲とともに身体一つ抜け出し、中盤以降も伸びのある走りで2着以下を圧倒した。課題としていたスタートから60メートルも「スタートの3歩目までが浮いていたのを、重心を低く加速することで修正できた」と納得の表情。日本の女子短距離界を長くけん引してきた福島千里(32=セイコー)が不在の今大会で新エースに名乗りを挙げ、「福島選手のように高いレベルで戦えるように頑張りたい」と力を込めた。

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