畑岡奈紗「64」 首位に1打差3位の好発進 渋野日向子は5差22位

[ 2020年10月2日 10:39 ]

第1ラウンド、9番でショットを放つ畑岡奈紗。7アンダーで3位
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 米女子ゴルフのショップライト・クラシックは1日、ニュージャージー州ギャロウェーのシービュー・ベイコース(6190ヤード、パー71)で第1ラウンドが行われた。6人が出場した日本勢では畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)が1イーグル、6バーディー、1ボギーの7アンダー、64をマークし首位から1打差の3位と好発進。渋野日向子(21=サントリー)も1イーグル、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り22位につけた。

 2010年に宮里藍が優勝するなど日本選手と相性のいい大会。「黄金世代」の2人が存在感を示した。10番スタートの畑岡は12番で2メートルを沈めてバーディーを先行させると、2アンダーで迎えた18番で2オンに成功しすると約9メートルの上りのフックラインを沈めてイーグルとし一気に伸ばす。後半も4バーディー、1ボギーとつ伸ばして絶好の位置につけた。1日を振り返り「一日通して良いショットだった。ほとんど100点に近いゴルフ」と手応え十分に話すと、「あしたも良いスコアで回りたい。ティーショットがすごく大事になる」と表情を引き締めた。

 インから出た渋野も出だしから連続バーディーで飛び出すと、18番では7メートル沈めてイーグル。ショットが好調だった前半は29で折り返した。後半は8番ダブルボギーとしたものの、最終9番でバーディー締め。ホールアウト後は「前半は本当にいい流れだったけど、後半は短いパットが入らなかったことで流れが悪くなった。明日はグリーンの状態がいいと思うので、前半のようなゴルフができればと思うけど、なかなかそうはいかないので、自分のやっているゴルフをできるように」と話した。

 ローレン・スティーブンソン(米国)とで李美香(韓国)が8アンダー、63で首位。70の河本結(22=リコー)はで56位。上原彩子(36=モスバーガー)はイーブンの71で71位。2オーバー、73の野村敏京(27=フリー)は93位、山口すず夏(20=環境ステーション)は75で109位だった。 

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