照ノ富士 逆転V&大関つないだこん身の投げ「自分の力を出し切れた」

[ 2020年6月5日 05:00 ]

夏場所メモリー   照ノ富士(東関脇) 下手投げ 稀勢の里(東大関) ( 2015年5月21日 )

稀勢の里(右)を下手投げで破り、初優勝に望みをつないだ照ノ富士
Photo By スポニチ

 11日目に3敗を喫した照ノ富士が土壇場で底力を見せた。稀勢の里の十分な左四つで右上手も許したが、深いところをつかんでいた左下手から振り、パワーで大関を転がした。「(投げは)ぎりぎりじゃない。思い切って自分の力を出し切れた」。諦めない姿勢で3敗を守ると、白鵬らが2敗に後退。残り3日で1差となり、優勝への望みがつながった。

 稀勢の里戦で息を吹き返し、残り3日は圧勝。白鵬が14日目、千秋楽と連敗し、平成生まれ初の優勝が転がり込んだ。初土俵から所要25場所の優勝は、年6場所制では貴花田、朝青龍の24場所に次ぐ3位のスピード記録。「夢みたい。信じられない」と男泣きした。

 歴史的な逆転優勝で大関の座も手にした。2場所前は平幕で8勝ながら、新三役で関脇だった直前の春場所は白鵬と優勝を争って13勝だった。3場所合計33勝とし、異例の三役2場所での昇進。白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱とともに、モンゴル出身の23歳が看板力士となった。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)」特集記事

2020年6月5日のニュース